統計
外来,病棟患者数とも増加の一方を辿っております.在院日数がさらに短縮され回転が速くなったことにより,2021年の年間あたりの入院患者数は1,074名で,脳神経内科としては日本,いや世界最大級であると思います.高度な専門的医療をできるだけ多くの神経疾患患者さんに施すことは,われわれの重要な責務でありますが,診療内容のところで説明するとおり,患者様の種類が多岐にわたることから,合併症の治療などについても多くの経験と実績を残しています.
入院患者数の推移
2021年1月-12月の総入院数は併診を含まず1,074名で月約90名の患者様が入院しています.その内訳は別表に示します。
外来患者数の推移
2021年1月-12月の総外来患者数33,336名で,3万3000人を突破しました.新患患者数も1,332名と増加しております.
【2021年1月1日より12月31日までの1年間】
神経内科疾患の統計
初診外来患者数
1,332人/年
再診外来患者数
33,336人/年
入院ベッド数
44床
延べ入院患者数
1,074人/年
平均在院日数
13.1日
入院患者の内訳
脳梗塞・TIA
360人
脳出血・その他の血管障害
95人
感染症・炎症性疾患
72人
中枢性脱髄疾患
30人
免疫性末梢神経疾患
23人
免疫性筋疾患
15人
末梢神経疾患
7人
筋疾患
12人
変性疾患
135人
認知症疾患
8人
発作性・機能性疾患
127人
自律神経疾患
2人
脊椎・脊髄疾患
14人
腫瘍性疾患
16人
代謝性疾患
21人
Medical neurology・その他
140人
脳神経内科で行った臨床検査実施件数
CT
約3,200件
MRI,MRA
約3,000件
PET, SPECT
約700件
脳血管撮影
約50件
頭頚部血管超音波検査
約1,750件
脳波
約1,150件
神経伝導検査
約400件
針筋電図
約170件
誘発筋電図(SEP,VEP,ABR,MEP)
約300件
筋生検
6件
神経生検
8件
医療介護・福祉・在宅医療
指定難病 臨床調査個人票
3,585件
介護保険 主治医意見書
1,855件
身体障害者手帳 診断書・意見書
669件
在宅医療に関する指導・意見書(訪問看護、在宅呼吸管理、IVH等)
1,093件
他の医療機関との診療連携
2,463件